夜のパブストリート周辺を徘徊🏃
カンボジア・シェムリアップの客引きは、なかなか強力だった。特に、マッサージ屋の客引きは強烈!
肝心のパブストリートは、電飾(ネオン)や照明でギラギラかつ色鮮やか🌈しかし、カオサン通り程の賑わいはなかった。
1:30頃、就寝💤
4:30頃、起床。東南アジア一人旅5日目がスタート!
この日は、5:30に「アンコールワット遺跡群を回るツアー(小回りコース)」のトゥクトゥクが迎えに来て、アンコールワットから日の出を見る予定だった。
しかし、5:40を過ぎてもトゥクトゥクは来ず…
しかも、外は徐々に明るくなってきていた。
もしかして、騙された!?
アンコールワット遺跡群小回りコース【トゥクトゥクは?】
ホテルスタッフを捜索。
ツアーの契約書に記載してある電話番号に、電話してもらおうと思った。自分のスマホでは、電話が出来なかったので。それどころか、ネットさえも繋がらない状態…
前日、ネット接続できない問題に対応してくれたホテルスタッフを発見し、事情を説明。
スタッフは、まだ起床したばかりの様で、洗面所みたいな所で髭を剃っていた。お構いなく話しかけて、すまん🙇♂️
ホテルスタッフがトゥクトゥクツアー会社に連絡。
何故か、スタッフ自身のスマホから電話を掛けていた。重ね重ねすまん🙇♂️
どうやら電話が繋がった様で、クメール語らしき言語でやり取り。通話内容は、全く分からず。
電話が終わり、ホテルスタッフから「今向かっているらしい。もうすぐ来るって。(的な英語)」と告げられた。とりあえず一安心。ホテルスタッフ、スーパーオークン!そして、チップを渡すべきだったわ。スーパーすまん🙇♂️
トゥクトゥクじゃなくてバイク…
5:50過ぎ、ホテルの目の前に一台のバイクが停車。
そのバイクの運転手は、明らかに寝起きの顔で話しかけてきた。ツアーの契約書を見せると「そう、それ。」といった反応。頭の中は、疑問だらけ。
- 「なんでトゥクトゥクじゃなくてバイク?」
- 「絶対、電話が来てから起きたろ?」等
、脳内を「?」が駆け巡っていた。
バイクの運転手は間髪入れずに、「バイクの後ろに乗れ。」というようなアクション。混乱しつつも、バイクに乗車。「アンコールワットから日の出を見なきゃ。」という焦りが勝った。
アンコールワット遺跡群小回りコースはバイクでスタート?
バイク発車。
バイクは、125ccのスーパーカブみたいなやーつ。乗り心地は、イマイチ。加えて、4月上旬の6時前、半袖バイクは肌寒かった。
まだシャッターが閉まっているアンコール・ナイトマーケットを駆け抜け、大通りへ。
昨夜とは異なり、人通りはまだまばらだった。そして、他のバイクを見て気が付いた。自分が、ノーヘルであることに!
- 身体的
- 道交法的
に危なっ!しかし、どうすることも出来ず…なぜなら、運転手もノーヘル。そもそも、ヘルメットらしき物を搭載している様子がなかった…
そして、ノーヘルが道交法違反なのかは不明。他にノーヘルの人も、居たため。
道中、運転手は通話をしながら平気で片手運転。
決して、路面状況が良いとは言えないカンボジア・シェムリアップ。こけるんじゃないかと、冷や冷やした💦
また、他の観光客らしき人の姿もチラホラ。
自ら自転車やバイクを運転し、アンコールワットへ向かっている様子だった。自分も、そうすればよかったかも…
運転手から「チケットを持っているか?」の確認。
「持っていない。」と回答すると、大通りから外れ別の通りへ。
まずはチケット
6時頃、よくわからない建物の前でバイクが停車し、降車。
停まるや否や、運転手は「早く行って来い!」的なことを言い急かしてきた。少し間が空き、「遅れておいて申し訳ないけど…」も付け足し。もしかしたら、「遅れてきておいて、なんだこいつは。」という顔を、無意識にしてしまったのかもしれない。すまん🙇
よくわからない建物の中へ。
そこは、アンコールワット遺跡群のチケットセンターだった。
観光客は、数人居るか居ないか程度。確実に、出遅れたことを実感した。
窓口で、一日券を注文。
窓口の人の指示に従い、カメラに目線。ただの防犯対策かなと思いきや、チケットに顔写真がプリントされていてビックリ💥!
料金は、37ドル(約4107円)だった。カンボジアの物価を考えると高い。
チケットチェックポイント?
再び、バイク乗車&発車🏍
運転手が、ちゃんと待っててくれて良かった。「逃げられる可能性も、ありそうだな。」なんて思っていた。
バイクは、駐車場みたいな場所に突入。
そこには、同じ制服を着た5人ぐらいの人達が座っていた。
バイクから降りず、その人達にチケットを見せた後、再び道路へ。ん?これ意味あるのか?
小回りコース一発目は世界遺産「アンコールワット」
6:10過ぎ、バイク停車⛔
運転手は、トゥクトゥクが沢山停車しているところを指し「あそこに、あなたのトゥクトゥクが来るから。」的なことを言い、去って行った。
「いや、どうやって合流すんのよ。」という不安を抱えながらも、少し興奮していた。なぜなら、目の前には小学校の教科書で見た世界遺産「アンコールワット」!
しかし、もう日が昇り切っている様だった🥺少しガッカリ…
アンコールワット入場!仮説橋と撮影スポット①
係員にチケットを見せ入場。
入場といっても、ゲート等は無く、係員は数人。混雑する時間帯は、入場するまでに時間が掛かりそう。「自動ゲートを導入すればいいのに。」と思ったけど、雇用を守っているのかな?
しかし、入場券に顔写真が印刷されていたのはこの為だったのね💡
橋を渡り、アンコールワット内部へ。
本来の橋は、修復中の様で使えず。そのため、プラスチック製のような仮設の橋を利用。歩く度に、沈み込む感覚があった。
橋の手前の段差には、日の出待ちと思われる観光客が100人over?
「あれ?ということは、日はまだ出ていない?」と戸惑い。みんなと同じく日の出待ちも考えたが、とりあえず橋を渡り切った。
西塔門
目の前には門らしき建物がドン!
欄干には、蛇の様な石像。
色味や、所々朽ちているところに歴史を感じた。
門らしき建物の中は、通路の様になっていて仏像が点在。
やたら涼しかった。人があまりいないこともあって、少し不気味だった👻
門を抜ける手前から見えたのは、本気アンコールワット!
ここが一番、心躍ったかも。
しかし、東側には厚めの雲☁日は昇っているっぽいのに、太陽が見えなかったのはこれが原因?日の出を見るのは諦めた…
門を抜けてすぐ、日本人団体客に遭遇。
恐らく、ツアーでガイドが付いていた。紛れ込んで、ガイドの話を聞くのも面白そうだった。しかし、進行が遅そうだったので止めた。
経蔵と撮影スポット②
参道?の真ん中あたりまで行くと、両サイドに似た様な建物。
左側に比べ、右側の建物付近には人が沢山いた。
中には、建物に腰掛ける人も。これはOKなのか?世界遺産ぞ。
建物の前には、もっと沢山の人々。
カメラを構える様子から、撮影スポットだと察知📸
周辺では、飲食関連(デリバリー?)と思われる営業をする現地人らしき人もいた。
参道をずっと真っすぐ行くと、閉鎖中?
先には誰もおらず、これより先には進めない様だった。あれ?特別な日に来てしまった!?
適当に写真撮影をしていたら、いつのまにか前方が開放。あー、良かった😀
アンコールワット中心部へ!
第一回廊手前と野良犬
いよいよ、アンコールワット中心部へ!
観光客のタイパンツ率高め。
階段を登ったら、野良犬 of 野良犬。
野犬は、アンコールワット内に数匹居着いているようだった。しかし、どの野犬も獰猛さは感じられず。栄養不足で元気がないのかも。
出入口は、真っ暗。
好奇心を煽られた。
出入口付近には、細かな彫刻。
同じ柄でも一つ一つ異なっていたり、ラインも直線ではなかった。手作業感がエグい。
第一回廊と野良ガイド
中に入ると、屋根付きの長い通路。
人型の彫刻が彫られていた。フラッシュ撮影をしなければ、気が付かなかった。
天井は、隙間無し。
光が漏れていなかった。造るの大変だったろうなー
とりあえず、中心部へ。
途中、野良ガイドに遭遇。地元民らしき人が付いてきて、勝手にガイドを始めた。「金は無いよ。」と言うと、残念そうな顔をして離れていった。やっぱ金目当てだったんかーい!
しかし、どこから入ったんだろう。自分の前には、観光客らしき人しかいなかったんだけどなあ。
十字回廊
屋根の無い窪地が現れた。
周囲には、仏像が複数体!
中には、金色の装飾に囲まれた立派な仏像も。
蝋燭置きは、動物の角みたいな形。エキゾチック🐮!
一部、柱を中心に朱色の部分があった。
もしかして、アンコールワットは元々朱色?
アンコールワット内には、中庭もあり石が積まれていた。
しかし、これは歴史が浅そう。観光客の所業っぽかった。
中庭と千神経蔵
中庭部分には、また別の独立した建物。
あまり人がおらず、中庭部分に下りて良いのか判断できなかった。なので、見学はせず…
アンコールワットは、改修中の箇所も複数あった。
年中どこかしらは、改修していそう(憶測)。
陽が差さないよう所では、時々小便の臭いが…恐らく、野犬の仕業🐕
第二回廊と第三回廊の間
さらに中心部へ進むと、アンコールワットのシンボル「塔部分」が間近に!
階段らしき段差は、立ち入り禁止⚠超急斜面なので、長い歴史の中で死人も出ていそう↘
とりあえず、周囲を見学。
ゴミ箱が置いてあった。
こんな中心部にゴミ箱があるとは、意外。
ゴミ箱の近くには、建材と思われる石?岩?が置かれていた。
アンコールワット未完成の証?
第三回路と中央祠堂の外側
最中心部をパシャリ📸
メインの塔は、全部で5つ?近くから、塔5つを同時に撮影するのは厳しそう。
塔の真下から撮影。
ディズニーシーで見たことがある様な光景…
塔にも仏像らしき物。
かなり複雑な造りで、ギザギザザラザラした質感。サグラダファミリアっぽい。行ったことないけど…
第二回廊の外壁
塔の周りは通路に囲まれていて、通路の外壁には人型の彫刻が沢山あった。
それにしても、窓らしき所に付いているそろばんみたいなのは何なんだろう。彫るのめっちゃ大変だったろうなー😧
これ以上中心部へは行けなかったので、裏手へ。
第二回廊の内側
通路には、首・腕が無い仏像が並んでいた。
どの仏像も首は無いが、腕はあったりなかったり。
正直、不気味だった。周りに、人も居なかったこともあって。
再び外側。アンコールワットfeat.朝日
入場口から見て、アンコールワットの裏手に到着。
欄干は、歴史を感じる造り。でも、柵は割りとチープな印象。
ストゥーパ(仏塔)と裏から見たアンコールワット
欄干の手前には、タイの寺院で見た様な形に積み上げられた石。
もしかして、当時の王の墓?
印象的だった彫刻。
顔が7個?腕が10個ある人?神?を、人々が下で支えている様に見えた。当時のカースト、もしくは信仰を表しているのかなーなんて。
裏手からアンコールワットを撮影。
まだ、両サイドの通路を中心に見られていない箇所も多々あった。しかし、一旦正面に戻ることに。
アンコールワットの北側サイド
アンコールワットの横を通過。
横から見るアンコールワットが、大きさを一番感じられた。
そして、細長い木を見て妄想🧠
「こんなに細長い木が、倒れたり折れたりしていないということは、この土地は地盤や天候が安定?もしかして、アンコールワット建設当時の人は、それを知っていたからここを選んだ?」なんて。
まあ、最近植えた木かもしれないけど😀
正面横にも、アンコールワット遺跡への出入口。
階段の横には、シーサー的な守り神と思われる何かが1体。相方は、朽ち果ててしまった様子。歴史と哀愁を感じた。
朝日と鳥とアドバルーン
ふと振り返ると、朝日が姿を現し始めていた🌥
鳥も、アンコールワット見学。
日本には、存在していなさそう。
入場口方面の上空には、アドバルーン。
アンコールワットの絵と恐らくクメール語。そして、「WELCOME BIENVENUE」。「BIENVENUE」の意味はわからず…
2つの池は対照的
アンコールワット内には、池もあり。
池の水面は、真黄緑。
また、池の脇にはお店もあった。多分、主に飲食店と土産物店。
ちょうど7時頃、真正面に戻るとアンコールワットに朝日がかかっていた。
そして、アンコールワット中心部に向かう観光客は激増。日の出を写真に収めてから観光・見学する人が、主流の模様。
図らずも、アンコールワット中心部を人が少ない中観光出来た上に、良い感じに日の出が見れた。スーパーラッキー🐟🐙
アンコールワット中心部に行く前に、人がいっぱい居た撮影スポットの前には、もう一つの池。
その池の水面には、アンコールワットと朝日が映し出されていた。
撮影スポットなのも、納得🙆♂️しかし、何でこっちの池の水面は真黄緑じゃないんだろう。
入場してきた門付近は、人少な目。
日の出を見終える時間に来る人は、少ないのかも。
アンコールワット観光終了
アンコールワット観光終了。
所要時間は、約1時間。まだ、見られていない箇所もあったが諦めた。集中して見学出来なさそうだったので。それは、中心部の観光客が増えたこともあるが、一番の要因は「この後トゥクトゥクと合流できるのか?」が頭から離れなかったこと。
本調子だったら、2時間ぐらいあれば満足いく観光ができたかな。
そんなこともあり、アンコールワットは期待していた程の感動は得られず…それでも、来た甲斐はあったけど😀また、たまたま上手に見学できた感。
橋を渡り、駐車場へ。
橋の下のお堀?には、アメンボが大量にいた。
日本で見たことがあるアメンボより、色が薄かった。
アンコールワット遺跡群小回りツアーはまだこれから
駐車場に到着。
トゥクトゥクドライバー探し
首を振りながら目を左右に動かし、自己最高の人を探していますよ感🐔
すると、数十秒でトゥクトゥクと合流。ドライバーから話しかけてきた。見た目の情報を共有してたのかな。
しかし、ドライバーはトゥクトゥクツアーの営業をかけてきたキムさんでは無かった…キムさんだったら、
- ツアー料金が相場より高いこと(30ドル)。
- 連れて行ってくれたお店で買ったSIMが、すぐに使えなくなったこと。
- 予定していた時間に迎えに来なかった上に、迎えに来たのはバイクだったこと。
について意見しようかと思ったのに。やられた…
これが、トランスポート社のやり方かーーー!!!
トゥクトゥクとやっと合流
しかし、トゥクトゥクと合流できて一安心。
ドライバーの名前は、アブソリュートみたいな名前だった(以下、ドライバーA)。イングリッシュネームかな。ドライバーAは、日本語が少しだけ話せた。しかし、本当に少しだけのようで基本は英語。
トゥクトゥクに乗車。
ドライバーAは、クーラーボックスに入っている水をくれた。後からお金を請求されたら嫌なので、無料であることを確認。「無料だ。」というので、水を貰った。
アンコールワットを観光している間に気温は上昇。汗をかいた体に、キンキンに冷えた水は、とてつもない美味しさだった。ドライバーA、グッジョブ👍
ドライバーAは、アンコール遺跡群小回りツアーのルートを説明。全然認識していなかったので、助かった。
トゥクトゥク発車。
次の目的地は、バイヨンで有名なアンコールトムらしい。
続く…